この記事でわかること
本記事では、「タブレットの有線接続のやり方」について知ることができます。
- タブレットを有線接続にしたいけど、どんな機器が必要なのかわからない…
- 有線接続するために必要な機器の具体的な商品を教えてほしい♪
- Xiaomi Pad 7を有線接続する場合のベストアイテムを知りたい!
チケッティングで勝つために貪欲な方はぜひ参考にして下さい。(ニヤッ

タブレットを有線接続するために必要なもの
タブレットを有線接続するためには、ルーターとタブレットを繋ぐ《LANケーブル》が必要です。
ただし、タブレットにあるポートはUSB-Cのみで、LANポートがありません。
なので、LANケーブルとタブレットを繋ぐための《LANアダプターまたはLANハブ》が必要です。

- LANケーブル
- ルーターとLANアダプターを繋ぐもの
- カテゴリ5e以上推奨
- USB-C LANアダプター、またはLANハブ
- LANケーブルとタブレット(USB-Cポート)を繋ぐもの
- ギガビット(1000Mbps)対応のものだと快適
接続方法
- ルーター(背面のLAN1、LAN2とか書かれた空いてるとこ)のLANポートに、LANケーブルを挿す(カチっというまで)
- LANアダプターにLANケーブルを挿す(カチっというまで)
- LANアダプターをタブレットのCポート(充電するとこ)に挿す

チケッティングで有線接続するなら、LANケーブルにもこだわろう
チケッティングでは回線速度そのものも大切ですが、安定性が何より重要です。
Wi-Fiよりも有線接続が推奨されるのは、混雑時でも電波状況に左右されにくく、遅延や切断が起きにくいからです。
ここで意外と見落とされがちなのが LANケーブルの選び方です。
LANケーブルの「カテゴリ」とは?
LANケーブルには「カテゴリ(Cat)」と呼ばれる規格があります。
これは通信速度やノイズ耐性を示すもので、数字が大きいほど高性能になります。
- Cat5e
-
最大1Gbps対応。現在の一般的な光回線でも十分使える
- Cat6
-
最大10Gbps(短距離)に対応、ノイズ耐性が強化され安定性も高い
- Cat6A
-
Cat6の上位版。10Gbpsを長距離でも安定して利用可能
- Cat7/8
-
業務用やデータセンター向け、家庭用ではオーバースペック
チケッティングに最適なLANケーブルの「カテゴリ」は?
結論から言うと、Cat5eでもいいけど
今から買うなら《Cat6》がおすすめ
- Cat5eでも1Gbps回線には十分対応できるが、ノイズ耐性が弱い
- Cat6なら安定性が向上し、将来10Gbps回線を導入しても無駄にならない
- 価格差はほとんどないので、コスパ面でも安心
逆にCat7やCat8は「高価」「太くて硬い」「家庭用機器でのメリットがない」といったデメリットがあるため、金銭的に余裕があってもあえて選ぶ必要はないと思います。
LANケーブル選びで注意するポイント
カテゴリ以外にも、以下の点に気をつけると失敗が減ります。
- できるだけ短めのケーブルを選ぶ
- 余裕持って長めにしておきたくなる気持ちをおさえる
- 3m以内が理想※3mまでしかダメはわけではない
- フラット型は避ける
- ペラペラの極薄タイプのやつが「フラット型」
- 配線は楽だが、ノイズ耐性が低く不安定になりやすい
- 信頼できるメーカーを選ぶ
- Buffalo、ELECOM、サンワサプライなど国内メーカー製がおすすめ
LANケーブルの選び方
チケッティングのためにLANケーブルを選ぶなら、
- Cat6のストレートケーブル
- 短めの長さ(できれば3m以内)
- BuffaloやELECOMなど国内メーカー製
この条件を押さえておけば大体間違いないです。

私んちのLANケーブルペラペラのやつですわ



LANケーブルで気にするのって長さくらいじゃない?これで届くかな~って



そうそう!あと這わせやすいか!だからペラペラにしました!



「ケーブルなんてどれも同じ」と思いがちだけど、チケッティングのように一瞬の勝負で安定性が重要になる場面では、LANケーブルの選び方も十分影響してくるよ!
おすすめのLANケーブル
エレコム (ELECOM) LANケーブル CAT6A LD‑GPA


- 高速光通信に適した、10ギガビット・イーサネットの「10GBASE-T」に対応したCat6A準拠LANケーブル
- ノイズ干渉にも強く、高速で安定したネットワーク環境に
- ツメ折れ防止プロテクターと屈曲に対する耐久性が高い素材のコネクターを採用したダブル構造
エレコム (ELECOM) LANケーブル CAT6A ECLD-GPAM


- 高速光通信に適したCat6A準拠LANケーブルのメッシュタイプ
- 編組のメッシュ外被を採用し、馴染みやすくも高耐久
サンワサプライ (SANWA SUPPLY) Cat6 LANケーブル LA-Y6


- 伝送速度1000Mbps(1Gbps)、伝送帯域250MHzを実現した、ギガビット完全対応LANケーブル
- やわらかいより線タイプ、爪折れ防止カバー付き
有線でチケッティングするなら、LANアダプターよりLANハブ
タブレットを有線接続するには「LANアダプター」と「LANハブ」のどちらでも可能ですが、チケッティング時に使用するなら《LANハブ》をおすすめします。
LANアダプターとLANハブの違い
- LANアダプター
-
シンプルにUSB-CとLANを《1:1》で接続してくれるものを「LAN アダプター」と言います。
- 「LANアダプター」以外に「USB-C アダプター」「Type-C アダプター」といったりもする
- LAN ハブ
-
USB-Cと接続できるポートが《複数》あるものを「LAN ハブ」と言います。
- 接続できるポートはLAN以外に充電用のUSB-CやUSB-A、その他HDMIやカードスロットなど様々
- 多様なポートとUSB-Cを接続するものを「USB-C ハブ」と言ったりもする。
LANアダプターとLANハブ比較表
項目 | LANアダプター | LANハブ |
---|---|---|
基本機能 | USB-C → LAN変換 | USB-C → LAN+充電+他ポート |
用途 | 有線LANだけ使いたいとき | 有線LAN+充電しながら長時間利用 |
メリット | ・安価・小型軽量で持ち運びやすい | ・充電と同時利用が可能・拡張ポートが便利 |
デメリット | ・充電と同時利用ができない | ・価格がやや高い・サイズが大きめ |
チケッティング向き | △(短時間ならOK) | ◎(長時間利用でも安心) |
チケッティングにはLANハブがいい理由
有線LAN接続中はバッテリーの減りが速くなる傾向があります。
- LANアダプター/ハブ自体が電力を消費する
→ アダプターやハブの電力はUSB-Cポートから給電されるため、無線接続時よりもタブレットの消費電力が増えるため - 通信が安定して常時アクティブ
→ Wi-Fiより低遅延で安定するぶん、常に有線ポートが稼働している状態になり電力を使い続けるため
そのため、チケッティングには有線接続しながら充電もできる《LANハブ》を使うのがおすすめです。
さらに、急速充電可能な「PD対応」のLANハブならもっといい
大人気公演など待機列に並ぶだけで30分以上かかるチケッティングや長期戦であるキャンセル拾いをする時などは、急速充電できるPD対応のLANハブを使うことで、長時間のチケッティングでも効率的に有線接続が続けられます。
PD充電(Power Delivery充電)とは、USB Type-Cポートを使用する高出力の急速充電規格のこと
従来のUSBよりも多くの電力供給を可能にし、スマートフォンだけでなく、ノートパソコンやタブレットなどの大型デバイスまで効率的に充電が可能
Xiaomi Pad 7 は 最大67W急速充電に対応しているため、PD対応のLANハブを選ぶのがおすすめ!
ただし、PD充電を使うには「タブレット」「USB-C LANハブ」「ケーブル」「充電器」の 4つすべてがPD対応である必要があります。
PD対応LANハブの選び方
有線LAN接続で遅延を防ぎつつ、同時に充電も行えるPD対応LANハブの選び方を簡単にまとめました。
- PD対応表記を確認
「Power Delivery対応」「PD Pass Through」と表記されいることもある - 出力W数45W以上(理想は100W)
- LANポートがギガビット(1000Mbps)対応 のもの
おすすめのPD対応LANハブ 3選
「Xiaomi Pad 7」の他にも、PD対応の「Galaxy Tab S9」や「Galaxy Tab S10 FE」でもチケッティング環境を安定運用するなら、《PD対応LANハブ》 が最も安心です。
Anker PowerExpand 6-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ


- 特徴
-
高品質なAnker製で、発熱が少なく安定動作
- ポイント
-
LAN+充電+USB拡張をすべてカバー
- 価格目安
-
約5,000円
UGREEN 7-IN-1 USB-C PD イーサネット ハブ


- 特徴
-
LANポート・USB-Aポート・HDMI搭載の万能タイプ
- ポイント
-
PD 100W対応で、Pad 7の急速充電にも余裕あり
- 価格目安
-
約5,000円
エレコム USB Type-Cドッキングステーション 5-in-1(LANポート)


- 特徴
-
最大1Gbpsの高速イーサネット通信
- ポイント
-
コンパクトなサイズと重さ約23gの軽量設計
- 価格目安
-
約4,000円
LANアダプターの選び方
実際に自分のタブレットと自宅回線を有線接続できるのか、とりあえず試してみたいという方は安く有線接続を試せるLANアダプターで確認してみるのもおすすめです!
- LANポートが1000Mbps(ギガビット)対応のもの
- USB 3.0またはUSB 3.2 Gen1対応のもの
- ドライバ不要のもの
「Plug & Play対応」「Android対応」と表記されていることもある - 信頼できるメーカーを選ぶ
無名メーカーの格安製品は、動作が不安定だったり接続が途切れることがある
おすすめのLANアダプター
Anker PowerExpand USB-C & イーサネット アダプタ


- 特徴
-
最大1Gbpsの高速イーサネット通信
- ポイント
-
コンパクトなサイズと重さ約23gの軽量設計
- 価格目安
-
約2,490円
エレコム 有線LANアダプターUSB-C 1Gbps EDC-GUC3V2


- 特徴
-
USB 5Gbps(USB3.2(Gen1))対応
- ポイント
-
ケーブルの長さは持ち運びに便利な約7cm
- 価格目安
-
約3,000円
UGREEN USB C to RJ45 LAN変換アダプター1000Mbps


- 特徴
-
OTG機能対応
- ポイント
-
ケーブル10cm
- 価格目安
-
約2,000円
よくある質問
有線接続すると通信速度は速くなりますか?
一般的にWi-Fiよりも安定し、速度も一定です。
特にチケッティングのような瞬間的アクセスでは、有線接続の方が通信遅延や切断のリスクが大幅に減ります。
LANケーブルを途中だけCat6に替えても意味ありますか?
部分的に変えても性能は「一番古いケーブル」に引きずられます。
モデム→ルーター→ハブ→タブレットのすべてをCat6以上に統一するのが理想です。
LANハブやアダプターのメーカーでおすすめはありますか?
Anker、UGREEN、Baseus、CIOなどが安定しているようです。
特にAnkerのPowerExpandシリーズやUGREENのPD対応ハブは、Xiaomi PadやGalaxy Tabとの相性も良好という口コミを多数みかけたのでおすすめにも入れています。
実は夫がガジェット好きで(ブログもやってますw)その辺りの見解も多少入っていますw
有線接続でも403エラーが出ることはありますか?
403は通信速度ではなく「アクセス制限(セキュリティ判定)」によるエラーです。
回線が安定していても、出る時は出ます。
有線接続にしたのに遅い気がするのはなぜ?
モデム〜ルーター間のケーブルが古かったり、ルーターのLANポートが100Mbps対応の場合があります。LANケーブルのカテゴリとルーターの「LAN1G対応」表記を一度確認してみて下さい。
タブレット以外の端末でも使えますか?
はい。USB-Cポートを備えたノートPCやスマートフォンでも利用可能です。
ただし、機種によってはLANアダプターを認識しない場合があるため、「ドライバ不要・Android対応」と書かれた製品を選びましょう。
Androidのスマホでも、ここで紹介されているLANハブで有線接続できますか?
スマホがOTG対応なら可能です。
OTG非対応の機種ではLANアダプターを認識できないため、有線接続はできません。
対応しているかどうかは、メーカー公式サイトや「OTG Checker」などのアプリで確認できます。
OTG機能とはなんですか?
OTG(On-The-Go)とは、スマホがUSB機器を“操作する側”として動作できる機能です。
これにより、LANアダプターやUSBメモリなどを直接つないで使えるようになります。
iPadでも同じように有線接続できますか?
はい、可能です。
iPadは標準でOTG機能(USBホスト機能)に対応しており、LANハブやLANアダプターをそのまま認識できます。※ただし、Lightning端子のiPadでは「Lightning–USBカメラアダプター」が必要です。
USB-C端子のiPad(Pro、Air、mini 6以降など)なら、この記事で紹介しているLANハブを直接接続できます。
がよんさんが使ってる組み合わせを教えて下さい♪
こんな感じです~


- LANケーブル
-
実は今まで使ってたものがCAT7で、それはいいんですがタブレット有線にする時は1mも離れてないところで使ってるのに5mくらいのLANケーブルをグルグル巻きにして使ってたので、このエレコムのCAT6Aで1mのものに買い替えました。あとここで紹介したメッシュケーブルも使い勝手を自分でも確認したく余分に買っちゃいました。←こういう出費を抑えたいのに…
- LANハブ
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Anker PowerExpand 6-in-1 USB-C PD イーサネットハブ
Amazonのプライム感謝祭先行スタートの1日前に購入したため、感謝祭価格よりも1000円弱高く購入できました…
- Cケーブル
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Anker PowerLine III Flow(USB-C to C)
Amazonのプライム感謝祭先行スタートの1日前に…シリコン製なのでしなりやすく扱いやすいです。セール価格でなくても買う価値がありました(絶対そう)
- 充電器
-
実は夫にもらいました。タブレットに使用するならここまで出力は必要ないのですが、くれるというのでもらいました。タブレット用であれば65Wの方が過給電にならならずにいいと思います。
- タブレット
-
ちなみに、タブレットはXiaomi pad 7です。
まとめ
Wi-Fi環境が混雑すると、ページの読み込み遅延やアクセスエラーが発生しやすくなります。
そんな中で確実にチケットを掴むためには、タブレットを有線LANで接続する環境づくりが何より大切です。
有線接続に必要なのは、
- LANケーブル(Cat6以上・3m以内推奨)
- LANアダプターまたはPD対応LANハブ
- PD対応ケーブルと45W以上の充電器(ハブ使用時)
チケッティングのように長時間アクセスする場合は、特に「PD対応LANハブ」+「PD100Wケーブル」+「PD65W充電器」 の組み合わせが最も安定します。
チケッティングを強くするのは、速さではなく《安定性》です。
有線の力を味方につけて、次のチケット戦を勝ち抜いて下さい!
フォロワーさんからの報告
この記事を公開してすぐLANハブとLANケーブルを購入し、タブレットを有線にしてみた、という方から速度変化をご報告頂きました!


Wi-Fi時の速度も改めて頂きました!きれいに倍くらい上がってますね♪
Wi-Fi → 有線




今回の記事はお役に立ちましたでしょうか?
具体的にどんな機器を使えばいいのか、チケッティングに使えるアイテムをまたご紹介しますね♪
役に立った!と思った方は、ぜひこのページのリンクから商品ページを確認して下さいね〜