【ソウルコン雑学】オリンピック公園の「ハンドボール競技場」名前が5年間限定で変わった理由

2025年10月30日

ハンドボール競技場が5年だけticketLINK Live Arenaになる件について

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唐突ですが、ソウルコン雑学初めてみました！ㅋㅋ

韓国のコンサート会場としてよく使われる、オリンピック公園内の「ハンドボール競技場」（少し前まではSKハンドボール競技場でした）の名前が、2025年7月から新しくなったのをご存知ですか？

のや

え、また変わったの？

がよん

その名も「チケットリンク・ライブアリーナ」です！

TicketLINK Live Arena
（チケットリンク・ライブアリーナ）

のや

めっちゃ変わるぅ

がよん

前回は「SK」がなくなっただけだったからそこまで違和感なかったけど、今回はガラッと変わっちゃたよね💦

のや

「チケットリンク」って、あのチケットサイトのチケットリンク…だよね？

がよん

そうそう！そして、ハンドボール競技場がこの名前でいるのは5年間だけって決まってるの知ってた？

のや

いや、なんで期間限定なんですか？？それって意味あるの？？

がよん

そう思うよね。実はこれには、ちゃんとしたビジネスの理由があるんです！

そもそも、期間限定で「名前を買う」って契約だから！

すごく簡単に言うと、競技場側が「うちの競技場に名前を付ける権利（あだ名）、5年間限定で売ります！」と募集したんです。

募集内容の主なポイント

公式告知ページによると、主な募集内容は以下の通りでした。

事業名: オリンピック公園ハンドボール競技場名称使用権販売
契約期間: 5年間 （2025年7月1日～ 2030年6月30日）
予定価格（最低入札価格）: 年間 9億7200万ウォン （付加価値税別途） ※5年間の総額で「48億6000万ウォン」（約4.8億円以上）で募集がかかっていました。
入札方式: 一般競争入札（提案書審査） ※単純な金額の高さだけでなく、企業が提出する運営計画なども含めて審査する方式です。
募集スケジュール（当時）:
- 入札書類締切：2024年11月1日

実際の募集案内ページ

올림픽공원 핸드볼경기장 명칭사용권 판매 입찰공고 | 올팍소식 | 알림·홍보 : 올림픽공원 홈페이지 입니다… 올림픽공원 홈페이지 입니다.

がよん

そして、それに「買います！」と手を挙げたのが「TicketLINK」だった、というワケ

この仕組みを「ネーミングライツ（命名権）」と呼びます。

がよん

日本でも「PayPayドーム（福岡）」や「日産スタジアム（横浜）」など、たくさんありますよね。あれと同じです！

のや

あは、知らなかった～

5年だけでも「名前を変える」意味はあるのだ

のや

てか、5年間だけ名前を変えるのって、意味があるんですか？まじで

がよん

実は、競技場側にも、企業（TicketLINK）側にも、ちゃーんとメリットがあるんです

企業側（TicketLINK）のメリット

とりあえず《最高の広告》になる！
私たちK-popファンがコンサートに行くたび、地図を見たり友達との会話で「会場TicketLINKアリーナだね」みたいに話すからです！
これって、TicketLINKにとってはとんでもない広告効果だったりします！

施設側（競技場）のメリット

運営のための《資金》が手に入る！
競技場は、TicketLINKから「名前を付ける権利のための契約金」を受け取ることができるからです！
競技場側は、そのお金を使って、施設をキレイに修理したり、もっと快適な会場にするための運営費に充てたりできるんです♪

のや

なるほど！つまり、お互いにとってWin-Win（ウィンウィン）な契約なんですね！

がよん

5年という期間は、こういう契約では一般的で、「5年経ったら、また人気に合わせて契約金を見直そう」といった理由で設定されてます～

まとめ

2025年7月1日から5年間、ハンドボール競技場が「TicketLINK Live Arena」に名称変更された経緯と、変更することの効果についてご紹介しました！

ハンドボール競技場が「TicketLINK Live Arena」に名称変更されたのは、TicketLINKと競技場がネーミングライツ契約したから
- コンサート会場などの「愛称」を付けられる権利を、企業が施設を管理・運営する団体から購入する契約を「ネーミングライツ契約」という
この5年契約は、競技場にとっては「運営資金」を、TicketLINKにとっては「最高の広告効果」を得るための、双方にメリットのあるビジネス契約なんです

ちなみに契約期間が限定的なのは、以下のような理由で一般的です。